医局員の声
もし、あなたが入局したら数年後にどんな生活をしているかを、思い浮かべながら「医局員の実際の声」をご覧ください。
当教室への入局をお考えのみなさんのために、入局後1、2年目の先生たちの声を集めました。これを読んでいただくことで、多様な研修の様子を感じてもらえると思います。
もし、あなたが入局したら数年後にどんな生活をしているのかを、先輩たちの文章を読みながら想像してみてください。きっと魅力的な将来が思い浮かぶのではないでしょうか。さらに当教室のことを知りたいと思っていただけたら、ぜひ見学にお越し下さい。お待ちしています。
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様々な出身大学の先生がともに働いています。
活気があり、雰囲気が良く、臨床がしっかり学べる。
もうすぐ入局して一年半がたちます。外部の方からは出身大学でもなく、九州出身でもない私が福岡大学にいる事にびっくりされることがありますが、とても居心地良く働かせて頂いています。進路選択の際、福岡大学を選んだ決め手は、『活気があり、雰囲気が良く、臨床がしっかり学べる』というところです。
他大学出身者も多いので、地域を問わず是非一度見学に。
実際に働いてみても、他大学出身者も多く、心配していた出身大学による派閥や差別も全くありませんでした。そして何より質問がしやすく、バックアップ体制も整っており安心して診療に臨めています。その他にも教育制度、精神療法が学べる事、大学自体の利便性の良さ、福岡の都市としての便利さなど、ここでは書ききれない魅力が多くあります。進路を迷われている方、地域を問わず是非一度見学に!お待ちしております。
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女性医師も働きやすい職場です。
子供を大切に育てながら、医師として精神医学に向き合えています。
私には1歳の子供が一人います。出産後、子供が9ヶ月の時に入局しました。働きだす前は育児・主婦・医師を両立できるか、正直不安でした。しかし、今、私は充実した毎日をおくっています。出勤前に子供を院内保育所(ひふみ保育所)に預け、病棟へ向かいます。勤務後は家族で一緒に夕飯を食べています。子供を後廻しにすることなく医師として精神医学に向き合えています。
サポートと理解があるため、無理なく女性医師が働きやすい場です。
女性には色々な役割を持つ時期があります。その時期によって、役割をこなす事が難しく女性医師は悩む事が多いと思います。幸いにもこの医局にはサポートと理解があります。無理なく女性が働きやすい場です。一度のぞいてみませんか?医局員一同お待ちしています〜!
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精神療法の勉強ができます。
精神療法を重要視している人たちと一緒に臨床を行える医局。
当教室は精神分析的・力動的に基づいた精神療法を行う伝統があります。精神療法を重要視している人たちと一緒に臨床を行い、自由に相談でき意見交換ができる雰囲気の中で精神療法を学ぶことができます。
カンファレンスや症例検討会などでの徹底したサポート。
毎日のカンファレンスでは自分の考えを提示した内容を上級医から指導してもらえることで、精神療法的な視点を養うことができます。毎週金曜日の症例検討会では一症例に関し、患者さんを深く理解するトレーニングとして、1時間ほどかけて丹念にディスカッションを行います。また、希望があれば自分の担当している症例の精神療法についてスーパービジョン(監督・指導)を受けることも。その他、学外の精神療法関連の勉強会情報も多く入ってくるので活用する先生が多いです。精神療法的な視点を大事にした活き活きとした診療を私たちと一緒に学びましょう。
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国際学会での活躍も可能です。
国際学会へ参加し、忙しくも充実した日々をおくりました。
入局2年目となり精神科での生活にも慣れてきた或る日、上級医から国際学会への参加を勧められました。非常に悩んだ末、他の先生方が様々な場面で活躍している姿にも刺激されて参加を決意しました。それからは忙しく緊張した時間を過ごし、先日無事に学会から帰ってきました。旅の途中では海外の精神科医と交流したり、フライトスケジュールの変更で違う国に一泊したりと、学会会場以外でも多くの経験をすることが出来ました。
上級医の細やかで暖かいサポートに、感謝の今日この頃。
発表の準備から旅の支度に至るまで上級医の細やかで暖かいサポートを受け、福岡大学での自分の環境に感謝している今日この頃です。現在入局を考えている皆さんとも、同じ時間を過ごせることを楽しみにしています。
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精神科病院から移ってこられる先生もいます。
見学に来た際の明るくアットホームな医局の雰囲気が決め手。
1年目は地元の精神科病院で研修し、今年度、当医局に入局いたしました。入局を決めるにあたっては、臨床の特徴もそうですが、見学に来た際の明るくアットホームな医局の雰囲気が決め手でした。
より密に1人の患者さんに関われることが、他の病院との決定的な違い。
精神科1年目は精神科の基幹病院として地域の精神科救急を担っていたため、精神病圏や気分障害等の急性期の精神疾患を抱える症例を数多く経験しました。そして、精神科2年目に当医局で働きだして思うことは、他の病院との違いが多いことで、そのなかでも最も大きな違いは、「より密に1人の患者さんに関われること」だと思います。その時間が確保できること以外に、心理社会的な背景をより重視する臨床スタイルや、周囲のスタッフ・先生方のサポート体制の存在が大きいのだと思います。精神科の後期研修を考えている方は、是非一度見学にお越しください。
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転科してこられる先生も多いです。
当医局では2年に1人ほど、転科者の受け入れがあります。
新臨床研修制度導入以降の医師が医局員の半数近くを占めるようになり、身体科を経験した医師が珍しくありません。大学病院ならではの身体合併症を持つ患者さんも多く、またリエゾンにも力を入れて他科との連携を強化しているので、他科でのキャリアを生かせる職場です。
精神科医は不足しています。
世界的にも高い自殺率や、いじめや不登校・引きこもりの問題、職場のメンタルヘルスとリワークなど、多くの現場で精神科医が求められています。多様な人材が自由に出入り交流し切磋琢磨することで、様々な医師がスキルアップし医療に貢献できることを当医局は目指しています。これからも精神科医のニーズが増すことは間違いありません。様々な症例を経験し、充実した教育が受けられる大学で研修を行い、共に将来について考えませんか。